こだわりパスタ☆
今日は最初にパリの1枚(3枚)。
パリのお土産として毎度自宅用に買ってくるのが、このアンチョビ。
都内の最寄りスーパー等で買えるものと比較すると1尾1尾が大きく、何より塩加減がマイルド。
我が家のお料理ではパスタ料理をはじめ料理に塩味を加える際に頻繁に使うのがアンチョビ。
PALAIS DES METS(パレ・デ・メス)というメーカーのもので、La Grande Epicerie de Paris(グランドエピスリー ボンマルシェ店)で買っています。
そんなアンチョビを使って日々パスタ料理。
例えばキャベツとガーリックのスパゲティ。
無類のパスタ好きですが、自分で手打ちパスタを作ったことはなく(パスタマシーンも持っていない…)自宅では専ら乾麺。
レストランで美味しい乾麺に出会うとメーカーを教えていただいたりしてお取り寄せ。
以前メログラーノの後藤シェフに教えていただいたMancini(マンチーニ)は、すっかり常備パスタ(リングイネ)です。
先日伺ったパスタハウス「Taratatà」(タラタタ)の太めスパゲティもMancini(マンチーニ)。
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/taratata.html )
イタリア・マルケ州産小麦100%のパスタで、黄色の色調が強めでコシがあり、しっかりとした弾力のモチモチの食感です。
マンチーニのリングイネを使って魚貝のサフラン風味のスープスパ☆
魚貝は手抜きでPicard(ピカール)の魚貝ミックスを使ったのですが、
想像以上にムール貝がたくさん入っていて嬉しくなってしまった♬
本日お取り寄せで届いたのが、ショートパスタ2種類。
Stozzapreti(ストロッツァプレーティ)(左)は、エミリア・ロマーニャ州の名物パスタでタリアテッレ生地を手のひらでひねって作るパスタ。
strozzare(ストロッツァーレ)=絞め殺す、preti(プレーティ)=神父 で「神父絞め殺し」というなんとも怖い名前のパスタ。。
その由来には諸説あるそうで、神父が喉に詰まらすくらい美味しい説、パスタをひねって作る作業が絞め殺す行為に似てる説、貧しい家庭にも托鉢にくる神父さんを来て欲しくないと思った村人が食べにくいパスタを作って喉に詰まらせようとした説等々。
古今東西、食べ物のユニークな名前には色々な由来があって面白い!
ミートソース、クリームソースはじめ濃厚なソースがよく合うパスタです。
パリの自宅でもよく食べ、お土産にも持ち帰るショートパスタの1つの カンパーニャ州生まれのPacceri(パッケリ)(右)もストックが無くなったので補充。
Paccheri(パッケリ)は、「pacca=平手打ち」が由来と言われ、茹でたパッケリをお皿に盛り付ける時に平手ピンタのような音がするから説や大きいパスタなので中にリコッタチーズ&ほうれん草、生ハムなどを詰めてオーブン焼きにすることから「Pacco=包む」が由来説なども。
ラグーなどお肉の煮込みソースも合いますし、ナポリやアマルフィでいただくように魚貝にも合う極太パスタ。我が家では「イカ(輪切り)パスタ」と呼んでます。
今日はペンネを使ってビーフ&マッシュルームのクリームパスタ。
夏はトマトソースと思いきや最近はクリーム系が続いています。
中でもクリームソースにレモン果汁とゼストを加えたレモンソースパスタにはハマり中♡
クリームなのにさっぱりいただけます。
ホタテの 蝶々型パスタFarfalle(ファルファッレ)、仕上げにちょっとだけトリュフパウダー。
本場イタリアでコリコリアルデンテな美味パスタを食べられる日はいつなんだ…と思いながらパスタにはこだわりたく、何か美味しい乾麺はないかな〜?とネットでチェックしている今日この頃です。
ARCHIVE
MONTHLY